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牛乳アレルギーの児童

小学校で働いていたときに牛乳アレルギーの児童がいました。
一年生だったのですが、その子はきちんと「アレルギーがあるので牛乳は飲めません」と言うことができました。
もちろん保護者からも連絡はがされており、給食のときにはきちんと別のお茶を飲むようになっていました。
しかしそれを見た他の児童たちが「自分も牛乳アレルギーだから」と口々に言って牛乳を残そうとしました。
集団行動では、一人だけ別のものを食べたり飲んだりするのはたいへんなことだと実感した出来事です。
もしその子がはっきり言えないような子で、ずるいずるいと周囲に責められて無理をして飲まされることも起こり得ます。
保護者や担任がいくら情報を共有していても、教室の空気で当事者が傷つかないよう、きちんと見なければいけません。
アレルギーではないのに牛乳を残したがった児童には、アレルゲンについて簡単に説明をしてからコップに半分ずつ分けたりして雰囲気を変え、無事に飲んでもらいました。

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